はじめての課長の教科書酒井穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊
発売日 2008-02-13
課長たるもの「書かれざるルール」に通暁すべし 2008-04-29
評者は課長歴6年目だが、本書を読んで得るところ多かった。
特に「非合理なゲーム」の部分は、「なるほど!」と膝を打った。
例えば人事評価について「できればすべての部下に高い評価を与える」というのは、課長としては実に当然のビヘイビアである。
漠然と思っていたことについて「それが正しい!」と断言してもらえたので爽快感があった。
もともと人事評価制度というものは、課長を含む「現場」と経営陣との葛藤と相克の中でダイナミックに機能するものだ。
課長が制度を「出し抜こう」とすることを前提に制度化すべきであって、課長どもに「出し抜かれる」ような制度であれば、
それはそんなものを作った人事部(及び経営陣)が無能ということだ。
そういう「出し抜き」行為のさじ加減(経営陣のメンツをつぶすほどではなく、といって部下のやる気をそがない程度)
そのものを評価するのが、正しい人事評価というものである(笑)。
日本の企業で価値創造の中核にいるのは我らミドルだ。
「パラサイト・ミドル」なんてのは病理現象であり、それを一般化してはいけない。
(そんな「ビョーキ」の管理職ばかりの組織に未来はない。)
さぁ、明日も元気に仕事をしよう!!
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