多くの現代人はパソコンなど視覚を通じて情報を得ているが、視覚の記憶には限界がある。それなら聴覚を駆使しようと、聴覚の空いている“すき間時間”を利用して教養を高める人が増えている。耳はいつ、どこでも「ながら」的に利用できる。時間の有効利用のほか、その場にいるような臨場感も期待できるという。(日出間和貴)
≪心に深く作用する≫
百聞は一見にしかず-。日本には視覚優位の考え方が根強い。耳からの情報には副次的な側面があるが、一方で「思考や想像力を高め、心に深く作用する」という評価もある。
「あらゆる読み物が音声になっていれば、どれだけ恩恵を受けられることか。『聞く文化』のインフラ化は視覚の障害のあるなしにかかわらず、理解を深めることにつながる」
「オトバンク」社長の上田渉(わたる)さんは“耳で読む”オーディオブックを制作、ポータルサイト「FeBe」(フィービー)に配信する若手起業家だ。ジャンルは文芸作品や語学、ビジネス書、落語、講演記録と多岐にわたる。
「1日のスケジュールを振り返ったとき、ほぼ3分の1に当たる8時間は聴覚のすき間時間だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100719-00000023-san-soci
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