不況を乗り切るタクシー業界のアイディア合戦
「札束を振りかざさないと、タクシーが止まってくれない」。そんな逸話も飛び出すほど、バブル絶頂期に盛隆を極めたタクシー業界。あれから20年を経て、駅のロータリーでは客待ちをするタクシーの行列がすっかりおなじみの光景に。はたまた霞が関では、国家公務員にビールやおつまみ、商品券などを振る舞う「居酒屋タクシー」なるものまで現れる始末。そんな苦戦続きのタクシー業界で、ニッチな顧客を狙ったアイディア合戦がおこっている。
全国子育てタクシー協会は、地域の子育て支援を目的に、2006年から「子育てタクシー」の運行を始めた。乳幼児をともなう外出のサポートや、保護者の代わりに保育園や塾への送迎サービスなど行う。
同協会の加盟タクシー会社である茂呂運送(東京都)は、2008年9月から会員制サービス「こころタクシー」を開始。最大の売りは、ドライバーの9割が子育て経験のある女性で、全員が育児実習やマナー講習を修了している。車内にはチャイルドシートを常備し、授乳用カーテンやオムツ、おもちゃなども用意。ブレーキのかけ方やベビーカーの乗せ降ろしといった対応もきめ細やかで、練馬区を中心とするママたちから好評を得ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100704-00000002-sh_mon-bus_all
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