行き場を探す“就職浪人” 大学院・資格取得…将来手探り
今春卒業予定の大学生の就職内定率が過去最低の73.1%(昨年12月現在)となるなか、就職を断念して“就職浪人”となる学生が少なくない。「先のことは考えられない」。浪人しても状況が好転する保証はなく、大学院進学や資格取得の勉強など、将来に向け、手探りで努力を始める人もいる。
上智大文学部ドイツ文学科4年の築樋拓真さん(22)は昨年12月、卒業論文の提出を機に、大学院進学を決めた。留年して就職活動を続ける選択肢もあったが「景気がもっと冷え込む心配もある。何より、活動に身が入らない自分がいた」と打ち明ける。
3年の10月から就職説明会に足を運び、4年になって以降は約50社に願書を送った。
1学年上の先輩は「半数は書類選考を通るはず」と言っていたが、面接を受けられたのは5社。環境は確実に厳しくなっていた。出身地の愛知県にある企業や中小企業にも手を広げたが、就職先は決まらなかった。
「来年の今ごろは何をしているんだろう」-。一時は不安に駆られたが、卒論を書くための文献を読むうちに、学ぶ楽しさを取り戻した。
築樋さんは「将来はまだ見えない。大学院に合格したら、社会人になって働くつもりで勉強に打ち込みたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100215-00000035-fsi-bus_all
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