【こぼれ話】銀メダリストより銅メダリストの方が幸せ=五輪めぐる研究
五輪で1位になるのは重要なことだが、科学者たちは2位の人より3位の人の方が幸せだったりするとの見方を示している。「もしかしたら○○だったかもしれない」と考える「反事実的思考」のためだという。
ノースウェスタン大学経営大学院のビクトリア・メドベック教授がグローブ・アンド・メール紙に語ったところによれば、平均して銅メダリストは「何はともあれメダルを手にすることができた」と前向きに思考し、銀メダリストよりも喜びを感じる。対照的に銀メダリストは「○○しておけばよかった」という後ろ向き思考に陥りやすいという。
これを最も明確に物語るのは1992年のバルセロナ五輪の表彰式の映像に関する研究だ。メドベック教授ら研究チームは協力者らに対し、銀メダリストと銅メダリストの喜びの度合いをそれぞれの顔の表情から評価してもらった。
その結果、競技のできばえと満足度が一致しないことが分かった。客観的に見てできばえの良かった人の方が今ひとつだった人より気落ちすることがあるというのだ。
バンクーバーの心理学者ソウル・ミラー氏は、スポンサーやチームメート、ファンからの期待が選手に失望感を起こさせる一因になり得ると指摘し、「『参加することに意義がある』というのが五輪のスローガンだが、近頃は少しばかり違うようだ」と語っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000205-jij-ent
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