2001年に厚生労働省が発表した「5年間5万人育成計画」を受けて、2006年度末で取得者4万3千人と、急速に人気を高めた「キャリアコンサルタント」資格ですが、2008年度にも、国家検定「技能検定」としてスタートすることが発表されました。
過去に同様な経緯で国家資格化した民間資格には、「ファイナンシャル・プランナー(FP)」資格などがあります(2002年に「ファイナンシャル・プランニング技能士」として国家資格化)。記憶に新しいところでは、「知的財産検定」にも、今年になって、この国家資格化の話題が出ました
しかし、今回の「キャリアコンサルタント」国家資格化については、これらの資格と大きく異なる点がひとつあります。それは、既に10種類の民間資格が「乱立」状態にある、ということです。
2001年、国を上げた育成が始まったのを機に、厚生労働省は各民間「キャリアコンサルタント」試験の「指定」制度を採りました。民間の複数団体が、それぞれ独自に認定する「キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)」の中で、厚労省が定めた「キャリアコンサルティングマニュアル」に準拠したカリキュラムで養成、資格試験を行なっている機関を、同省が「キャリア形成促進助成金対象キャリア・コンサルタント能力評価試験」として指定するというもので、現在10 試験がこれに指定されています。
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