ここ10数年の間に日本の経済・産業及び社会環境はすさまじい勢いで変化しています。バブル景気とその崩壊、グローバル化や技術革新、さらには少子高齢化、格差社会など、これまでの歴史の常識では誰も推測できなかった変化が起きつつある時代です。
それに伴い、企業や労働者の価値観は多様化し、人材の流動化、雇用形態の多様化、賃金制度の変化、新しい法制度など、個人と企業を取り巻く社会環境・雇用環境は流動的になっています。
このような状況下で、個人は1つの企業・組織における継続的・安定的な雇用状態の中で「キャリア」を築くことは、困難になりつつあります。つまり、これからは自らの価値観・職業観・人生観に基づき、自ら職業人生を選択し、発展させることが要求されます。逆に言えば、それが出来る時代になったということです。
一方、企業は団塊世代の一斉退職などによる人材育成や技術継承、労働力確保の課題を抱え、重要な経営資源である「人」の弱体化が懸念されます。どのようにして従業員との関係作りを行い、企業の「資産」とするのかという重要な課題があります。
キャリア・コンサルタントは、このような社会変化の中で必要とされ、いわば必然的に生まれた新しい専門職といえるでしょう。
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